屋久島に到着しました。


2月の終わりに谷中を出発し、そこから陸路+フェリーで10日ほどかけて屋久島に戻って来ました。
昨年の8月以来、半年ぶりの屋久島。

東京と埼玉で出発を見送って下さった皆さま、旅の途中でお世話になった方々、多くの方のお陰様で、道中はほんとうに素晴しく、人生の中でも特別な時間となりました。
谷中→春日部→王子→駒沢→八王子→浜松→大津→京都→淡路島→高知→倉敷→尾道→山口美祢→佐賀嬉野→宮崎高千穂→熊本→鹿児島→屋久島、と、それぞれの場所に思い出が。陸路で来て本当に良かった!!

そしてこちらに着いて早々、お世話になっている家族が順々にインフルエンザにかかり、子供達は皆かなりの高熱を出し、私を含め大人も熱や関節の痛みで何日か床に伏していました。
予防接種を受けていたお母さんだけは熱も出ず、症状も時々頭痛がある位。と言って、10人分の家事とおさんどんをし、仕事にも行っていました。感謝で頭が上がりません。
お陰で数日後には全員回復!

インフルエンザも完全に治り、気持ちの良いお天気の日、なんとなくいつもの道からフラ〜っと引き込まれ、県道からちょっと隠れた場所にある岳南さんという屋久杉の広いギャラリーと工房に、お邪魔しました。
こんなになめらかな、手触りの良い杉の食器や家具に触れたのは初めて!とても感激して、屋久杉の作品に囲まれながら、岳南さんご夫婦とお話をし、数時間も居座ってしまいました。
「千年も二千年も生きてる杉の木に比べたら、たった百年にも満たない自分が、この杉をどうしてやろう、なんて思えるわけがない。ただ木と向き合って、十年寝かせて、ある日、こうゆう風にしてほしい、というのが分かったら、それに従うだけ。いかに純になって自分というのをなくせるか、が私の作品。」
そんなお話が、すごくストンと腑に落ちました。

屋久島に来て早々、多くの島の方とお話する機会に恵まれています。よくよく聞くと、同じメッセージが伝わってきます。自分も、暮らしも、自然の一部。わたしに、いま必要なメッセージなのかもしれませんね。


4月1週目から、楽しみだったYOGAクラスもスタートします。屋久島KULAのオープンに向けて、じわりじわりと進んでいきます。
どうぞお楽しみに!